自作オイルニス用の脱煙フィルターを作った

   

以前書いたようにバイオリン用のコロフォニウム系オイルニスを作ってるのですが、松脂を煮詰めるときに大量の煙・臭気が発生します。

住宅街で松脂を煮詰めるのは重罪モノ・・・。

人のいない海などに行って煮詰めればいいのですが、交通費かかるしガス代もかかるし第一外に出たくないので、脱煙フィルターを作ってみることにしました。

 

ちなみに別の方法で、「アフターバーナー(二次燃焼)」させることで煙や臭気は完全に消し去ることができます。

煙を燃やすってことですね。

コーヒー屋さんが豆を焙煎にする際に大量に発生する煙を除去するためにアフターバーナーの機械を導入してたりします。

後は薪ストーブとよく比較されるロケットストーブも構造上二次燃焼できるので薪ストーブより煙が少ないとかなんとか。

試しにちっさい空き缶にニスを入れて煮詰めつつ出てきた煙をバーナーに当ててみたらもう最強でしたね。

完璧っす。

でも危険なのでフィルターを作りましょう。

 

今回用意したのは以下。

・大きめのブリキの灰皿3つ

・洗面器

・ヤカン

・透明のホース

・フレキシブルステンレスホース

・タオル

材料費2000円くらい。

 

まずは灰皿を加工していきます。

 

この部分なんて呼べばいいんですかね?消し皿?でいいのかな。

この部分にタオル地をのせてフィルター部となります。

元々穴は開いてるけど煙は目詰まりしやすい成分なので穴を追加しました。

あと2つ受け皿の底とフタも穴をあけます。

 

はい完成ー。

夢中になると写真を撮り忘れます。

まぁ別に細かく解説しなくてもわかりますよね。

換気扇をホースにつないだ洗面器で塞いで煙を吸い上げる仕組みです。

換気扇の吸気力は思ったよりも弱いですが、松脂を入れたヤカンから煙が溢れることなく吸い上げられてます。

消し皿もとい、フィルター部は3層で、底にもタオル地を敷けば5層にできます。

 

試しに小一時間ほど運転してみましたが特に問題なし。

煙はほぼ除去できてる。

外にでて換気口から直に匂いを嗅いでも咽ることなし。

ただ油っぽいニオイはする。

でもそこまで強くないので住宅街でも全然問題ないレベルだと思う。

上手くいったぜ、やるやん自分。

 

フィルターがどのくらい汚れてるかチェックしてみる。

ホースから直に煙が当たった部分が黄色くなってます。

一層目は受け皿に適当に丸めたタオル地を入れてます。

これである程度の煙の成分を受け止めておいて、次の層でしっかりとフィルタリングすることがミソ。

こうしないとすぐに一層目で目詰まりを起こすと思われます。

 

一層目クローズアップ。

油が付くと思っていたのですが、樹脂状のものが付くんですよね。

付着した樹脂?油脂?を集めてみました。

質感は松脂とそんなに変わらない感じ。ただニオイは強烈。

こんなものが煙として舞ってるんだからそりゃ喉痛くなるわな。

臭気の原因はコイツだと思われ。

 

2層目、3層目はほんのり黄色くなるくらい。

(層別にフィルターの目の細かさを変えるべきですが面倒だったのでタオルのみでやってます)

 

フィルター後のホース。

水分か油分かは確認してませんが水滴がついてます。

樹脂ではないので厄介なやつはちゃんとフィルタリングできてる証拠ですね。

 

ただフィルター部が小さいのでこのままだと頻繁に交換する必要がありそうです。

またステンレスホースにも樹脂がびっしりついてると思うのでいずれ詰まりそう。

理想は、ステンレスホースを1000円くらいで売ってるアルミダクトにしてフィルターは最低でも30㎝四方くらいのサイズにはしたほうが良いかな。

 - バイオリン, 製作